小波津式 神経筋無痛療法研究会 本文へジャンプ

登録フォーム
代表挨拶 メディア掲載
実績
症状改善例 治せないものを
治す
靭帯なくても
大丈夫!
開催のお知らせ!

5/13
大阪行岡学術講演会

■考え方

『痛み』とは皮膚や筋・筋膜・腱・靭帯などにあるセンサー(侵害受容器)が
外力や損傷・ストレスなどの刺激を受け、その刺激が脳に伝わり「痛い」と判断する
いわゆる筋痛症(筋筋膜性疼痛症候群)です。

骨は関節を構成します。
筋肉は関節を動かすのと同時に骨や関節を守る役割を果たします。

つまり、筋肉には力を発する(関節を動かす)役割と負担を吸収する(関節を守る)という2つの役割があります。

骨と筋肉は互いに支え合い1つの動きをするわけですが、筋肉がスムーズに動いていれば『痛み』が出ることはありません。
逆に体を動かす際に、筋肉に無理がかかっている場合には『痛み』が生じます。

『痛み』はすべて神経が発しているのであって骨や関節が発しているわけでもありません。

膝関節が変形し歩きづらそうに見えても『痛み』のない方もいらっしゃいます。

背中が大きく曲がってしまったお年寄りの方でも必ずしも『痛み』があるわけではありません。

また、「筋肉が弱いから」「太っているから」などは痛みの理由にはなりません。
体重や筋力は『痛み』において重大な問題ではありません。

たとえ、骨や関節に変形などの問題があったとしても筋肉が弱くても、悪い状態にある筋肉を正常の状態に整えてやればほぼ『痛み』に対応することができるのです。


■痛みの原因は『正常な動き』ができていないこと

身体のすべての動きは、神経より命令を受けた筋肉が行っています。

この神経からの命令を受ける場所を神経筋接合部といいます。

人が筋肉を動かす際、最初に神経より電気的信号が筋肉へと伝えられます。

この信号を受け、神経伝達物質(アセチルコリン)が神経と筋肉の接合部で分泌されます。

これにより神経と筋肉の接合部で筋肉への刺激の伝達性が良くなり、その情報が脊髄から脳に伝わり最終的に運動器官である筋肉に力を与えます。

これら一連の伝達がうまく行われていれば問題はないのですが、アセチルコリンの分泌がなんらかの理由で抑制されると、筋肉は充分な力を発揮することができません。

『正常な動き』ができないことになります。


■では、どうするか

神経伝達経路や運動反射弓を利用して、この分泌不足になっている神経伝達物質(アセチルコリン)を放散せざるを得ない状態を作り出せば、筋肉は充分な力を発揮し『正常な動き』ができるようになるのです。

怪我や疲労している筋肉は神経伝達がスムーズに出来なくなり、局所の血流障害が起きやがて痛みや関節の可動性が悪くなることで、本来の動きができなくなります。

小波津式 神経筋無痛療法は、本来の動きができなくなった筋肉に対して、本人の意思が関係しない反射を使って正しい運動反射弓を創り出します。

この運動反射弓というのは、滑らかな動きを創り出すために、種々の筋肉の機能を高めつつ、連動性と協調性を関節運動と関連させながら、その瞬間にある反射弓を構築して出来た反射弓のことを言います。

神経伝達が正常に回復されれば、当然筋肉は正常に働くことができ血流は改善され怪我や不調そして「痛み」は劇的に解消されます。

さらに神経の伝達がスムーズに行われるように回復すると全体的な連動性も高まるので、パフォーマンスの向上にも繋がっていきます。

施術に痛みは伴いません。

それは、「痛い」という刺激を受けた瞬間に体の防御反応が働いて施術がシャットアウトされるのを防ぐためです。

   KOHATSU ℂ 2016 
inserted by FC2 system